使用方法
水ピタの使用方法をご説明致します。
基本的な使い方は以下の通りです。
①水ピタの入るサイズの入れ物(バケツ、洗い場等)を用意し、水を溜めます。
②水ピタを包装袋から取り出し、水に浸します。
③約3分後、水ピタを取り出し、防水したい箇所に積み上げます。
(必要に応じて付属の紐を取り付けて結んで下さい。)
その他、以下の点もご参考下さい。
- 水害時の濁水でも膨らみますので同様にお使い下さい。
- 真水用N 型は真水約3分、海水・真水兼用H型は海水約3分、真水約1分で膨らみます。
- (H型は真水で膨張させると膨張しすぎて積み上げ時、隙間のできる原因となりますのでご注意下さい。)
- 真水用N型と海水・真水兼用H型を交互に積み上げると止水効果が高くなります。
- 真水用N型は水道水、河川水、湖沼水等、塩分の入らない水でご使用下さい。
- 比重は1でお考え下さい。
- 流出防止対策として紐を利用して固定するか、水面よりも高く積み重ねてください。
- 既に流れのある場合(流速0.5m/sec 迄)は加重タイプG型をご使用下さい。
- 前記データは摂氏20℃前後を想定しており、水温が著しく低下した場合は性能が低下致します。
- また水温が10℃を下回る場合には膨らみませんので予めお湯等で水温を高くしてご利用ください。
使用期限
製造日より3年以内にご使用下さい。それ以降は機能が低下し、
緊急時に膨張しない場合があります。
保管は日の当たらない涼しい場所に保管して下さい。
処分について
①天日干しにより約1~3週間でポリマーが脱水し、袋の膨らみがなくなります。
ポリマーと外装袋は一般ゴミとして処分できます。
②「水ピタ」の入るサイズのバケツ等を用意し、本体の上部を開き、
1袋に対して脱水剤(塩化カルシウム)約200gを水2リットル
に溶かし、注ぎ込みよく混ぜます。
一旦白濁しますが、時間の経過とともに、うわ水とポリマーに分離します。
うわ水は下水道へ放流、ポリマーと外装袋は一般ゴミとして処分できます。
尚、一般ゴミとしての常識的な量を超える場合は、都道府県知事許可を受けた産廃処理業者へ
依頼して下さい。
注意事項
●本品の吸水樹脂(ポリマー)は無害ですが、万一目に入った場合は十分洗浄をして下さい。
又、誤って吸引したり飲み込んだりした場合には直ちに医師の診断を受けて下さい。
●再利用はおすすめしておりません。(一度使用すると性能が著しく低下します)
その場合の性能や結果等につきましては弊社では一切の保証を致しかねます。
●脱水剤(塩化カルシウム)の購入は、ホームセンター、金物店などでの購入をおすすめします。
●夏期等の高温条件下でアスファルト直上で水ピタを脱水させると、まれにアスファルトを痛めてしまう
恐れがございます。脱水させる際はビニールシートや草土の上で行う事を推奨致します。